昨年度、富岡町の広報紙「広報とみおか」の不定期連載ページ「はぐ通信」の制作を行いました。
子育て世帯に向けた連載ページを、という町役場からのご依頼。
子どものいない私がどんなページをつくれば!?と、最初は戸惑いもありましたが
町での“子育て”に関わっている人たちのお話をお聞きしながら
カメラマンさん、デザイナーさんのお力もお借りし
年に4回、制作しました。
私には子どもがいないからと、
あまり目を向けてこなかった町の子育て政策。
実際に少しだけ関わってみて、
新たな気づきがたくさんありました。
もっともっと、富岡町の子育て事業を世の中にアピールしても良いのでは!?と思います。
アイキャッチ画像にした「プロフェッショナル転校生」は
富岡小中学校に、プロのアーティストやクリエイターが“転校生”としてやってくるというもの。
校内で作品の制作を行い
生徒たちは休み時間などに自由に見学ができます。
「先生」ではなく「転校生」という
子どもたちと同じ立場・目線に立ち
教えるのではなく、子どもたち自ら感じ、考えてもらう教育を行ってるのです。
私が小学生の頃に、実際にアーティストやクリエイターの方々と触れ合う機会があれば
職業観がガラッと変わっていたような気がします。
紙面レイアウトは、子育て世帯の方々をはじめ
誰もが目に留まりやすい、ポップでかわいいデザインを
地元で活動されているKUMA DESIGN WORKSさんにお願いしました。
あえて、広報紙っぽくない、
パッと目を引いて、読んでみたくなるページを意識しました。
はぐ通信は、「みんなで子どもを“ハグ”するように“はぐ”くもう」という思いから名づけました。
今では「はぐ通信見たよ」と町民の方からお声がけいただくこともあります。
町や地域全体で、子どもを見守り、育んでいこうという思いを込め
令和6年度も「はぐ通信」4回連載予定ですので、お楽しみに。